2008年11月22日
物語が生きる力を育てる 499島目
脇 明子氏の本第二弾。本書では質のいい物語は生きる力を育てるのに役立つ理由を解説しています。
物語の質もさまざまでその質の良し悪しの判断基準を持つことが大切。この判断基準を身につけるヒントが書かれているように思いました。
学んだこと
世の中単純に速読がいいという風潮になっていますが、物語においては速読よりもじっくりと味わう読書の方がいいなと思いました。じっくり読むことによって想像力をフルに働かせ、物語の世界に自分を投入させていく。
物語も早く読まねばという焦りがあると想像力が働かず、何か滑ったなみたいな感覚に陥ります。速読も使いよう。なんのジャンルが速読に向くのか向かいないのか、そこらへんも自分なりにきちんとした基準があるといいですね。
物語を読む時は心を落ち着かせて、さぁ、新たな世界に入っていくぞと自分なりの儀式を済ませてから読書を開始したいです。自分の想像力の力に身を委ねて・・・
筋だけを追う読書では、情景や心情を想像してみる暇などありませんから、想像力は育ちません。出来事のつながりを意識して、なるほどと納得したり、先を予想してみたりする余裕もありませんから、思考力も育ちません。
なるべく短時間で読み終え、終わったらさっさと忘れて次の本を読むわけですから記憶力も育ちません。想像力を働かせなければ、感情体験や五感体験はできませんし、ましてや「心の居場所」が見つかるはずもありません。 本書p124より抜粋
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