2009年03月06日

中国4000年の真実 651島目



内容概略:中国の歴史を振り返り、日本と中国の関係を考察している本。

感想・学び:歴史的な事実が記述されているところは読み物として面白いと思いました。しかし、中国に関する意見は意見として受け止めておきます。この記述が必ずしも正しいとは言えないと思うので。

本書を読んで疑問に思ったことは中国人の友達か中国に詳しい人に聞いて見ようと思います。

2週間前なんでこの本を借りたんだろう?
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2009年02月12日

斜陽 619島目



内容概略:太宰治の代表作。

感想:感性に濁りが感じられたので小説に救いを求める。ぽかぽかした陽気な空気、そしてカントリーミュージックを珍しく聞きながら、斜陽を読む。

斜陽族、それは没落した上級貴族のことを指すようです。確かに本作品には没落した貴族の息子が登場しました。そして彼は自殺する・・・。

しかし、本作品には沈む太陽の夕陽の光、すなわち没落する貴族の息子を描くのみならず、再び昇ってくる太陽の光、すなわち新たに生まれてくる命の対比が非常に効いていたような気がします。

しんみりする作品ではありましたが、生きること、死ぬことに関して正反対の考えを持つ姉と弟から考えさせられることが多くありました。

感性の濁りも消えたかな。
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2009年02月04日

ゴールド 金と人間の文明史 591島目



内容概略:「リスク」で有名なバーンスタイン氏が金の歴史を書いたもの。歴史書ともいえるし経済書とも呼べるものでした。所々目に留まるような興味深い記述あり。
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初雪 588島目



内容概略:モーパッサンの短編五編から成る書。

感想:相当古い書物のため、所々漢字表記の違いに読解の速度が落ちてしまいましたが、それ以外は問題なく作品を楽しめると思います。
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2009年01月26日

異邦人 578島目



内容概略:アルジェリアを舞台にした人間の不条理を描くカミュの代表作。

感想:本当に人間の不条理が描きだされている小説でした。ここでいう不条理とは主人公ムルソーが人生に意義を見いだせず、絶望的な状態に置かれるという意味と、なぜ彼がアラブ人を殺したのかわからない不合理なことという意味での不条理さです。

突如としてこうした不条理さが襲ってきたら人間は何をするかわからないという怖さがあります。自分が不条理の感情に襲われたらどうなってしまうのやら・・・・。



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2009年01月25日

世界史概観 下 577島目



内容:上巻に引き続き、十字軍以後の歴史から第二次世界大戦、そしてその後1960年代前半までを取り上げています。

感想:上下巻ともに時折眺め返して世界史を概観したいです。
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世界史概観 上 576島目



内容:上巻においては世界と空間、時間の生成から始まり、生物誕生を経て十字軍時代までの世界を概観しています。

感想:タイトル通り世界史を概観したくなったので読んでみました。細部にはこだわらず、概観というスタイルで大まかな世界史の流れをつかむのにはよかったかなと思います。
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2009年01月23日

リア王 574島目



ストーリー:突如として引退を宣言したリア王は誰が王位継承にふさわしいか三人の娘をテストする。しかし、結果はすべて王の期待に副わないものだった。さらに、三女のコーディリアの正直な発言が気に入らなかったリア王は三女と縁を切る。そして、リア王は城を出て荒野をさまよう・・・・。

感想:こういう劇形式の文学は登場人物が多く出てくるので、誰がどんな人物かということを把握するのに手こずってしまいがちです。ですが、「リア王」は意外とすんなり人物の把握ができて、読みやすい気がしました。

登場人物の中で好きなのはケント伯とエドガーですね。ケント伯は非常に優秀かつ忠実なリア王の家臣であったが、リア王に追放されてしまう。しかし、それでも王のことが気がかりで、忠誠心が高く、変装してまでして王を守っていく。

一方、エドガーは弟のエドマンドの謀略によって追放される。その謀略とはエドガーが父の命を狙っているというデマであった。そこで、エドガーは乞食の姿に身をやつしつつ、生きながらえていく。

そして、偶然父に遭遇する。エドガーは変装し続けて父を守っていく。

この二人に共通する忠誠心、尊敬の念の強さに惹かれました。私が追放されたら不貞腐れてしまっていたことでしょう。
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2009年01月21日

外套・鼻 569島目



ゴーゴリ作。「外套・鼻」のどちらも不合理を描いているものだと思います。特に「鼻」における不合理さはありえないと分かっていながらその世界に引き込まれてしまう力を持つ点がすごい。

ある男が朝起きると鼻がないことに気づき、自分の鼻を探す。そして、自分の鼻が歩いている所を発見し、戻って来いとやり取りをするところなど、現実的に考えてありえないのですが、言葉のパワーによりその場面を想像することができ、笑ってしまう。そんな力を持つ作品です。

誰がなんと言おうと、こうした出来事は世の中にあり得るのだ。稀にではあるが、あることはあり得るのである。ゴーゴリ え?
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2009年01月08日

罪との闘い 551島目

tai14.jpg

国立図書館の寄贈コーナーに置いてあり、偶然手に取った掘り出し物の一冊です。売り物ではないみたいなので貴重な書物を手に入れることができました。

本書はタイ文学の父シーブーラパーの作品が三点掲載されています。文学というと西洋文学や日本文学をイメージすると思いますが、改めて世界にはいろんなところに文学が存在するんだと認識しました。

東南アジア文学は未だかつて読んだことが無かったのでどんな感じなのかわくわくしながら読みました。そうした気持ちを裏切ることの無い作品であったことに満足しています。

特に表題にある「罪との闘い」はどこか漱石の「心」のようであり武者小路実篤の「友情」のようであるが、どこか違うという面白さを含んでいました。

シーブーラパーの文体は読みやすく、かつイメージを喚起しやすく、彼の世界にすぐに入ることができます。

シーブーラパーの他の作品、東南アジアの他の作品も読んでみようっと。

紹介文
タイ文学の巨匠
今なおタイ人の心に行き続けるシーブーラパー。人生の真実を追い求めた表題作ほか2編を収録。

シーブーラパーは、虐げられた労働者や農民への熱い共感と社会変革の志を持ち続け、実践政治とは距離を置いた文筆家として、民衆啓発の役割に徹する姿勢を貫いた知識人であった。
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2009年01月03日

道草 549島目



夏目漱石の代表作のひとつ。道草の主人公健三は夏目漱石自身であるらしく、この小説を通じて彼の苦悩がどんなものだったのかが見えてきます。学問の世界にどっぷりと浸かり、自分は賢いんだというプライドから周りは愚かに見えてしまう。

そんな思いを常に抱いたまま日常を送る。妻との関係も当然ながらギクシャクしてしまう・・・。

健三が夏目漱石自身であると書かれていたが、そうであるならば、なんて自己分析が深いのだろうか、どうして自分をここまで卑下できるのかということに驚嘆しました。
posted by かっちゃん at 13:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史・文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あさきゆめみし3 548島目



やはり1、2巻と同じようなパターンのような気がします・・・。いったん源氏物語から離れ、ちょっと読む本を変えよう。
posted by かっちゃん at 08:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史・文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月01日

全一冊 小説直江兼続―北の王国 547島目



非常におもしろい・・・熱い・・・・。そんな感想が即座に出てきました。本書は今年の大河ドラマの主人公である直江兼続という名参謀を知るには最適な歴史小説だと思います。ボリュームがかなりあってようやく読み終わりました。

上杉景勝を支えてきた彼の功績からさまざまなことが学べます。例えば戦略とはいかなるべきものか、「忠」の精神とは何か、組織をどう動かしていけばいいのか、自分の地を大切にし、農民をないがしろにしない政治などなど、赤線箇所がたくさんありました。

上杉景勝と直江兼続が交わす男の友情にグッと来ました。私が戦国時代に生きていればきっとお互い響きあう関係を築いていたことでしょう。笑

サブキャラとして石田三成の賢さは際立っていたし、前田慶次郎の友情も素晴らしかったです。特に前田慶次郎と兼続のやりとりには涙が出そうでした。p635あたり。こういう男の友情系に最近めっぽう弱いです。

景気のいいときは誰でも友人づらをする。またできる。が、本当の友人というのは、相手が落ちぶれたときも、いままでと同じ付き合いをする。そんな男が前田慶次郎であった・・・。

歴史書とも時代小説とも違う歴史小説のよさが存分に表れている本だと思いました。


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2008年12月31日

あさきゆめみし2 546島目



あさきゆめみし第二巻。このコミックを最後まで一気に読み終えるのか
それとも「直江兼続」を読み終えるのかそのあたりを駆け引きしながら平行読書。

それにしても源氏の色男振りには驚かされますね。踊り、歌、鞠、弓などあらゆることがハイレベル。もちろん顔も。本当にこんな男がいたのかと思わせるほどです。

一巻、二巻共通して宮中内でのいざこざが多いというか源氏と女性との関係の複雑さから生じる問題ばかりでこれが七巻まで続くのかな〜?

基本はそういう路線かな。だとしたら今後読む気が減退しそうです。
posted by かっちゃん at 09:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史・文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月30日

あさきゆめみし 545島目



昨日山口県の実家に帰ってきました。早速、実家にどんな本が増えたかチェック。母も源氏物語ブームに乗ったらしく、「源氏物語」文庫本セットが置いてありました。

「あさきゆめみし」は千年前の「源氏物語」の漫画現代版です。瀬戸内寂聴さんいわく、「作者の大和和紀さんは二十世紀の紫式部である」と。そんな大和さんの描く源氏物語をしばしの間楽しみたいです。




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2008年12月28日

御試人 544島目



剣の切れ味を試すべく、罪人の首を切る仕事をしている山田朝右衛門。そんな主人公の彼はある夜、対峙した妖刀使いとの戦いの中で、自分の幻覚との戦いまでも強いられる。幻覚との戦い、ある種自分自身のドッペルゲンガーとの戦いだったのかなという思いがあります。そういう自分との闘いなどが描かれている。

新時代の時代小説と書かれて興味をそそられ読んでみましたが、昔の時代小説をそれほど知らないため、どこがどう新時代的なのかはわかりませんでした。笑

posted by かっちゃん at 22:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史・文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月25日

きみの友だち 542島目



非常に面白い長編小説でした。自分の小学生、中学生時代を思い出させてくれ、こんなことあるよな〜とつい思ってしまう小説です。

主要な登場人物は6〜7人ぐらいの数で、その各々の登場人物の視点に立って一章一章が成立している作品形式です。

それぞれの登場人物の心情を見事に絵がている点がすごいと思いました。友達って何だろうということを改めて考えたい人、昔こんな気持ちになることあったな〜と懐かしさを感じたい人にお勧めです。
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2008年12月23日

幕末維新 陰の参謀 540島目


本書は幕末時代の陰の参謀四人を取り上げて紹介しています。阿倍正弘、楢山佐渡、岩倉具視、後藤象二郎の四人です。

阿倍正弘 彼は1843年に25歳という若さで老中に抜擢された人です。彼は、黒船来航の激動の時代において、情報公開、地方に開かれた政治改革を行っていきました。

当時は外様大名には政治に関して発言権はありませんでしたが、阿倍正弘によって発言権が認められるようになりました。当然ながら、譜代大名の反発などがありましたが、阿倍正弘はうまく改革を断行していく。

島津家の後継者選びにおいては強硬策をとるなど、非常な面もありましたが、当時の閉鎖的な政治をガラス張りにしようとしたことは称賛に値すると思いました。

坂本竜馬の三段自己変革 刀→ピストル→国際法
坂本竜馬は武士階級の生まれではなく、商人階級の生まれであった。武士階級にあこがれた竜馬は刀を大切にし、土佐藩の武士になろうとする。

その後、和魂洋才の考え方が広まり、近代兵器の一つであるピストルに注目する。彼は日本人であることを自覚しつつ、海外に視野を向け始める。

最後に、万国公法が大切であるという考えに行きついた竜馬は国際人の立場に立って物事を考えるようになっていったという三段変革です。土佐人から日本人へ、日本人から国際人へ。自己変革を忘れなかった坂本竜馬に見習う点は多いようです。

吉田東洋から学ぶ仕事への姿勢

吉田東洋は土佐藩の参政(家老)であった。そんな彼の仕事に対する心構えを紹介しておきたいと思います。吉田東洋は仕事熱心であり転勤するたびに、職場職場で必ず意見書を書いたそうです。

これは「転勤したら、その職場で必ず仕事についての論文を一本書くぐらいの情熱がなければならない」という考え方から来ているようです。職場職場で学んだことを論文にできるぐらいに情熱を傾けて行う姿勢を私も持ちたいと思います。
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2008年12月22日

新撰組残影 539島目



幕末の維新志士たちに憧れて・・・。維新志士の中でもまずは新撰組に着目してみました。彼らは歴史の上では敗者ですが、彼らのように熱き思いを持って激動の時代を生きた姿に感銘を受け、彼らに対する好奇心が湧き起こってきました。


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2008年12月20日

いま学びたい近現代史 536島目



最近、歴史関連の書籍を読みたいという思いが強くあります。歴史に対する無知からなのか、歴史書籍に惹かれていく・・。本書は「今、学びたい〜」というタイトルですが、私の今の余裕のない状況を考えると今、読まなくてもよかったかなと思います。笑

歴史関連の書籍を読む時に書かれていることを鵜呑みにすると歴史の真実から離れてしまう場合があることに注意しなければいけないかなと思います。史実をすべて網羅して記述をすることは不可能なので、書籍に書かれていない裏の背景などに対する配慮が必要かなと。

歴史書はなかなかデリケートですね。

本書について一切触れていませんでしたが、本書は入試のお勉強のような構成になっている気がしました・・。
posted by かっちゃん at 15:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史・文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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